研究課題
若手研究(B)
1. 統計力学,とくに界面モデルの解析で重要なBrascamp-Lieb不等式について,確率解析を用いた簡明な証明を与えるとともに,その手法を応用して誤差評価および非凸なポテンシャルをもつ場合への拡張を導いた.2. ベッセル過程の到達時刻がもつ末尾確率の漸近評価の主要項を,確率測度の列の弱収束に基づく直接的な手法により再現した.また,誤差項の精密な漸近評価を導いた.3. 特異なポテンシャルをもつファインマン・カッツ型の期待値が発散する十分条件を,ブラウン運動の場合,対称安定過程の場合,ブラウン運動の場合であって半空間の境界に特異ポテンシャルをもつ場合,の三つの場合に明示的に与えた.
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 備考 (2件)
Electronic Communications in Probability
巻: 19 号: none ページ: 1-12
10.1214/ecp.v19-3025
http://arxiv.org/abs/1403.0716
http://arxiv.org/abs/1409.6951