研究課題
若手研究(B)
従来の格子QCD計算は、アイソスピン対称性の破れの効果を無視したもであった。実際その効果は統計誤差に埋もれていて無視していても良かった。しかし近年の精密な数値計算では、もはやその効果を無視できない。幾つかある先行研究では、その効果を部分的に取り入れたものがほとんで、みな物理点から大きく離れた計算であった。本研究では、世界で初めて物理点で完全にアイソスピンの破れの効果を取り入れた計算を実行して、クォーク質量の決定を行った。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 2件) 備考 (2件)
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