研究課題
若手研究(B)
木星型惑星大気の雲対流層の特徴を調べるために水平鉛直 2 次元の数値実験を行った.全てのケースで積雲が間欠的に発生し,水とメタンの凝結高度が対流運動と物質分布に対する境界として作用する.平均的大気構造は熱平衡モデルに基づく従来の予想とは明らかに異なる.雲対流活動の間欠性は潜在不安定の蓄積・解放と関係している. 潜在不安定を解消するトリガーは H2O 雨の落下である.潜在不安定が解消されると積雲の発達は止まる.間欠性の周期は活発な積雲活動による温度上昇と大気放射による冷却率によって見積もることができた.また, 計算効率の向上と運動の 3 次的取り扱いを可能とすべく雲解像モデルの改良を行った.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (26件) (うち招待講演 2件) 備考 (3件)
Icarus
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遊星人(日本惑星科学会学会誌)
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110009562848
http://www.gfd-dennou.org/library/deepconv/
https://www.cps-jp.org/~mosir/pub/