研究課題/領域番号 |
24760156
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 九州大学 (2014) 東北大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
宮田 一司 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (00610172)
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研究協力者 |
大平 勝秀 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (30375117)
森 英夫 九州大学, 大学院機械工学部門, 教授 (70150505)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 核沸騰 / 限界熱流束 / 伝熱促進 / 液体窒素 / プール沸騰 / 熱伝導率 / 微細周期構造 / 微細くぼみ |
研究成果の概要 |
高い限界熱流束を有する核沸騰伝熱面開発のため,熱伝導率の高い材料と低い材料を効果的に組み合わせて周期的に配置した伝熱面を製作し,その効果を実験により実証した。実験に用いた熱伝導率の異なる材料の組み合わせは,銅とステンレスまたは銅とエポキシ樹脂である。 開発した伝熱面は,銅製の平滑面と比較して,高い限界熱流束を示した。また,銅平滑面に対する限界熱流束の向上率は,おなじく平滑面に対する伝熱面表面積の拡大率よりも大きいことが分かった。すなわち,開発した伝熱面は,強制対流沸騰冷却に適用した場合,限界熱流束を向上すると同時に,圧力損失を低く抑えることが可能であることが明らかとなった。
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