研究課題/領域番号 |
24760299
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
栗林 稔 神戸大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (50346235)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 電子指紋技術 / スペクトル拡散 / 電子透かし / 結託耐性符号 / 電子指紋 / 検出器 / 不正者追跡 / 電子指紋符号 / 離散型バイアス分布 / 平均化攻撃 / OFDM通信 |
研究成果の概要 |
海賊版コピーから不正に関わったユーザを特定するための電子指紋技術において,スペクトル拡散技術に代表される信号処理技術を用いて,計算量を抑えつつ多くの不正者を特定できる検出器を開発した.誤って無実のユーザを検挙してしまう冤罪確率を極めて低く抑えつつ,多くの不正者を特定することに成功した.また,結託耐性符号においては,不正者に有利な攻撃仮定において,最適な検出器の設計を行った.しかし,不正者の人数や攻撃方法の情報を予め入手する必要があり,事実上実現は困難であった.そこで,統計的な解析と近似処理によりこれらの情報を必要とせず,最適な検出器と極めて近い性能を示す検出器の実現に成功した.
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