研究課題/領域番号 |
24760672
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
海老原 格 筑波大学, システム情報系, 助教 (80581602)
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研究協力者 |
小笠原 英子 防衛大学校, 応用科学群, 講師 (00531782)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 水中音響通信 / マルチパス / ドップラー / アレイ信号処理 |
研究概要 |
音波を用いてワイヤレスに情報を伝送する水中音響通信は水中ロボットの制御や海洋工事での映像伝送など多くの需要がある一方で,マルチパスやドップラー広がりの影響により安定した通信の実現が難しいことで知られている.そこで伝送速度と伝送品質の改善を目的に,マルチパスに頑健な通信方式(直交信号分割多重方式)とアレイ信号処理を組み合わせ,さらに,その効果を実証実験により確認した.水槽実験ならびに港湾における実験によって提案手法の性能を評価した結果,提案手法は従来用いられてきた通信方式と比較して,通信品質を大きく向上できることを明らかにした.今後はドップラー広がりへの対策が課題である.
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