研究課題/領域番号 |
24760675
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
高木 洋平 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (40435772)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 乱流制御 / 水和型塗膜 / ハイドロゲル / 直接数値計算 / すべり速度 / 多孔質性 / 乱流渦 / 乱流 / テイラー渦 / 二重回転円筒装置 / 塗膜 / 平行平板間乱流 / 抵抗低減 |
研究概要 |
船底塗料として用いられるハイドロゲル塗料は海水中で水和層を形成し、さまざま機能を発現する。本研究ではハイドロゲル塗膜による摩擦抵抗低減効果を、乱流中の渦構造形成過程との関連から明らかにした。まず内円筒表面に塗装を施した回転二重円等装置を作製し円筒にかかるトルク値を測定した。その結果、ハイドロゲル塗料による抵抗低減効果が塗膜厚みが薄くなることによって顕著になることを実験的に示した。さらに、壁面上での局所すべり速度を考慮した場合や壁面への流体透過性を考慮したチャネル乱流の数値計算を行い、抵抗低減効果が渦構造のスケールや境界層の厚みに依存することを明らかにした。
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