研究課題/領域番号 |
24770027
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
中村 隆俊 東京農業大学, 生物産業学部, 准教授 (80408658)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 湿生植物 / 根 / 呼吸 / 温暖適応 / 窒素 / 酸素 / 成長 / 温度 / スゲ / 湿原 |
研究成果の概要 |
本研究では、湿生植物の温暖適応戦略に関わる要素として根への酸素供給能力と根の酸素利用効率に着目し、根基部の通気組織内における酸素濃度や根の呼吸応答等について調べた。北方種の南限域に分布する同種個体群間の比較から、種内レベルでの温暖適応戦略として窒素吸収に対する酸素消費の効率向上が重要な役割を果たしていることが明らかとなった。また、北方種と南方種の比較から、種間レベルでの温暖適応戦略は、酸素の効率的な利用よりもむしろ酸素供給能力の向上によって特徴づけられることが示唆された。
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