研究課題
若手研究(B)
本研究は、プロトン駆動力によるATP合成酵素(FoF1)の回転運動を可視化し、その作動機構を解明することを目的としていた。24年度、私はFoF1のプロトン駆動回転を直接可視化する計測系の開発をし、FoF1のプロトン駆動回転の作動原理の一部を解明することに成功した。本研究成果はNature Communications誌に掲載された。また、25年度、プロトン輸送の1分子計測技術を開発し、ATP加水分解時のFoF1のプロトン輸送速度を同定することに成功した。本成果に関する論文は投稿査読中である。本研究で開発された技術は、今後FoF1の作動機構を理解するうえで重要な技術となることが期待される。
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