研究課題/領域番号 |
24780023
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
園芸学・造園学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
北村 嘉邦 信州大学, 学術研究院農学系, 助教 (90578139)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 切り花 / アジサイ / 蒸散 / 通道組織 / 仮道管 / 花木 / 花葉維持 / 花葉 / 延命 / 気孔 / 蒸散量 / 維持現象 |
研究成果の概要 |
開花中は蒸散抑制能力を持たない花葉が維持現象の発現により蒸散抑制能力を獲得し、維持現象誘導後の切り花が長寿命化するとの仮説のもと、装飾的な萼片において維持現象が誘導されるアジサイを用いて調査を開始した。その結果、維持現象の誘導により装飾的な萼片からの蒸散量は増大すること、蒸散量の増大により切り花の花持ちは悪くなることが明らかになった。これは当初の仮説とは異なり、維持現象の誘導による切り花の花持ちの延長には、蒸散抑制ではない別の要因が関与することが示唆された。さらなる調査の結果、装飾的な萼片に存在する通導組織の成熟が、維持現象の誘導に伴う切り花の花持ちの延長に寄与する可能性が示された。
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