研究課題/領域番号 |
24780158
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 国立研究開発法人 森林総合研究所 |
研究代表者 |
山野邉 太郎 国立研究開発法人 森林総合研究所, 育種センター, 室長 (60370855)
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研究協力者 |
磯田 圭哉 国立研究開発法人森林総合研究所, 林木育種センター, 室長
岩泉 正和 国立研究開発法人森林総合研究所, 林木育種センター関西育種場, 主任研究員
大宮 泰徳 国立研究開発法人森林総合研究所, 生物工学研究領域, 主任研究員
織部 雄一朗 国立研究開発法人森林総合研究所, 林木育種センター東北育種場, 課長
久保田 正裕 国立研究開発法人森林総合研究所, 林木育種センター関西育種場, 課長
那須 仁弥 国立研究開発法人森林総合研究所, 林木育種センター東北育種場, 主任研究員
平尾 知士 国立研究開発法人森林総合研究所, 森林バイオ研究センター, 主任研究員
三浦 真弘 国立研究開発法人森林総合研究所, 林木育種センター関西育種場, 室長
山口 和穂
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | マツ材線虫病 / さし木発根性 / 通直性 / 初期成長 / ヤング係数 / 遺伝的相関関係 / 集団選抜育種 / アカマツ / 抵抗性育種 / 成長 / 材質 / ヤング率 |
研究成果の概要 |
アカマツのマツノザイセンチュウ抵抗性(以下抵抗性)育種に伴い、その他有用形質にどのような影響が及ぶか推測するために、抵抗性の明らかな個体を親とする人工交配家系を使用して、さし木発根性、初期成長、幹曲がり、ヤング係数について測定した。狭義の遺伝率は、それぞれ0.12、0.16、0.43、0.35と推定された。いずれの形質についても、抵抗性との間に有意な相関関係は認められなかった。この結果から、現状のアカマツ育種素材のマツ材線虫病抵抗性について集団選抜を行って、集団の抵抗性が強くなる方向に遺伝的組成を絞り込んでも、直ちにその他形質の平均値に影響がおよぶことはないことが推察された。
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