研究課題/領域番号 |
24780172
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
大塚 祐一郎 独立行政法人森林総合研究所, バイオマス化学研究領域, 主任研究員 (80455261)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 放射性セシウム / 除染 / 代謝工学 / 2-ピロン4,6-ジカルボン酸 / リグニン / キレーター / Sphingobium / 錯体化学 / PDC / アルカリ金属 / 2-ピロン-4,6-ジカルボン酸 / Pseudomonas putida / 植物バイオマス / アルカリ金属キレーター / キレート / バイオマス / 錯体 / バクテリア / グリーンケミカルス |
研究成果の概要 |
福島第一原子力発電所の事故により、現在多量の放射能汚染水が生産され続けている。本研究により、我々が独自に開発した組換え微生物発酵によって生産される2-ピロン4,6-ジカルボン酸は、同じアルカリ金属の中でも特にCsと選択的に錯体を形成して沈殿を生じることが明らかとなった。またその錯体構造をX線結晶回折により決定し、その結果Naとの錯体と比較して水分子が配意せずより巨大な分子となることでより沈殿が生じやすくなることを明らかにした。また、PDCをアンモニア処理してバレロラクトンに変換するとゲル担体へ化学的に結合できることがわかり、高効率放射性Csを除去するゲル担体の合成経路を設計することができた。
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