研究課題
若手研究(B)
本研究は放牧など自給粗飼料のみによる赤肉生産システムにおいて、骨格筋細胞におけるミオスタチンとIL-6の作用に着目し、哺乳期の日本短角種の採食量および哺乳量、増体成績、血液性状、第一胃の発達、筋線維型構成割合などを解析した。6ヶ月間の自然哺乳でも第一胃発達に十分な固形飼料を採食すること、放牧飼養で初期成長が助長されることが明らかとなった。ミオスタチンの発現は放牧生で高く、IL-6では両区に明確な差は見られなかった。骨格筋間での発現では、咬筋でミオスタチンは低く、IL-6が高いことから、両者のクロストーク作用が存在し、出生後の特殊な筋線維型移行に関与する可能性が示唆された。
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肉用牛研究会報
巻: 94 ページ: 4-8
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