研究課題/領域番号 |
24780281
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小林 謙 北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (30449003)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 乳腺 / タイトジャンクション / クローディン / 乳汁 / 乳房炎 / ミルク / 泌乳 / 泌乳期 / プロラクチン / バリア / リポ多糖 / コルチコイド |
研究概要 |
乳汁とは泌乳期乳腺の腺胞上皮細胞から分泌される液体である。泌乳期乳腺では分泌した乳汁が体内に逆流することを防ぐため、乳腺胞上皮細胞間に逆流を防止するバリアを発達させる。本研究ではこのタイトジャンクション(TJ)が泌乳期乳腺の乳汁分泌能に果たす役割を解明する為、TJを構成するクローディンに着目して調べた。 その結果、クローディン-3が泌乳期乳腺のTJを構成すること、クローディン‐4の発現量増加がバリア脆弱化を誘導すること、クローディン-4の発現が乳汁分泌能を調節する多様な生理活性物質によって制御されることがわかり、TJと乳汁分泌能が分子レベルで高度に連動していることが明らかになった。
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