研究課題
若手研究(B)
哺乳動物の精子先体に含まれるACRBP/sp32は、セリンプロテアーゼACRの前駆体proACRへ特異的に結合するタンパク質である。マウスACRBPには選択的スプライシングによって生じた2種類のmRNA(Acrbp-WとAcrbp-V5)が精巣特異的に発現している。本研究では精子形成過程や受精過程でのACRBPの生理機能を明らかにするため、ACRBP欠損マウスと2種類のトランスジェニックマウスを作製し、解析した。その結果、ACRBP-V5は精子先体形成に関与することが明らかになった。一方、ACRBP-Wは受精過程でproACRの自発的活性化を制御することが示唆された。
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Biol. Reprod.
巻: 88 ページ: 1-8
Biol. Reprod
巻: 88 号: 4 ページ: 1-8
10.1095/biolreprod.112.107425
http://www.acroman.org/