研究課題/領域番号 |
24790202
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
原田 智紀 日本大学, 医学部, 助手 (00424721)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 細胞・組織 / 組織学 / 造血発生学 / 骨髄 / 脂肪組織 / 低酸素 / 無効造血 |
研究概要 |
SAMP6マウスの骨髄では、加齢に伴い間葉系細胞である脂肪前駆細胞の増加と線維芽細胞前駆細胞の減少による脂肪化が観察された。同時にB細胞造血が低下したことから、間葉系細胞分化が造血に重要であることが明らかになった。 生理的に脂肪化が起こらないC57BL/6マウスの骨髄を脂肪化させるために低酸素環境にて飼育し、その環境評価のために造血を観察したところ、低酸素期間を通して赤血球数が増加していた。初期には赤血球造血を促進するEPOが増加し赤血球産生が亢進していたが、3週目以降は「無効造血」といわれる赤血球の自己死の割合を減少させ、赤血球増加を維持していることが新規知見として判明した。
|