研究課題
若手研究(B)
βカテニンは血管形成に必須の分子であり、その欠損型マウスでは、血管形成不全により胎生致死である。しかしながら、いつどこでβカテニンが活性化しているかは不明である。この問題を明らかにするために、我々はβカテニンが活性化した血管細胞において、緑色蛍光タンパク質(GFP)が発現する系を用いて、魚類の血管新生時に、いつどこで活性化しているのか明らかにした。上記の系を用いて①なぜ活性化するのか②なぜ活性化する事が血管形成に重要なのかを明らかにした。①に対しては、BMP依存的にAGGF1が発現する事が関与していることが明らかとなった。②に対しては、血管細胞の分化・生存に関与していることが明らかとなった。
すべて 2015
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Development
巻: 142 ページ: 497-509
10.1242/dev.115576