研究課題
若手研究(B)
胃癌の一部にEBV感染を伴った特殊な一群が存在する。我々は先行研究によりEBV陽性胃癌はゲノム全体にDNAメチル化が亢進しており、その際立ったメチル化形質はEBV感染により獲得されることを明らかにしてきた。本研究では宿主細胞とウイルスの継時的な変化に着目し、そのメカニズム解明に挑むもことを目的とする。結果、EBVゲノムのメチル化は宿主細胞に先行することが明らかとなり、秩序だったメカニズムの存在が示唆された。また、宿主細胞のゲノムワイドなDNAメチル化は4週間以内という短期に入り終えることが明らかとなった。本実験系を用いることでDNAメチル化誘導メカニズムの詳細が明らかとなることが期待される。
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World Journal of Gastroenterology
巻: 20(14) 号: 14 ページ: 3916-3926
10.3748/wjg.v20.i14.3916