研究課題
若手研究(B)
HIV-2特有のタンパクであるVpxはC末端領域に高度に保存された7つの連続するプロリン残基からなる特徴的なモチーフ(ポリプロリンモチーフ: PPM)があり、Vpxの機能に必須であることが知られている。本研究ではVpxのPPMがVpxの機能発現のためにどのような役割を果たしているのかについて解析を行い、以下のことを明らかにしてきた。マクロファージのようなHIV-2増殖にVpxを必要とする細胞でのPPM変異体のウイルス増殖能とVpx PPM変異体の発現量はよく一致していた。また、セルフリーでの転写・翻訳系を用いた研究により、PPMは翻訳過程において、Vpxの発現を促進していることが示された。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (14件)
Frontiers in Microbiology
巻: 5 ページ: 24-24
10.3389/fmicb.2014.00024
Journal of General Virology
巻: 95 号: 1 ページ: 179-189
10.1099/vir.0.057364-0
巻: 3 ページ: 281-281
10.3389/fmicb.2012.00281