研究課題
若手研究(B)
本研究では,地域高齢者を対象とした初回調査と1年後の追跡調査の計2回の調査から,MCIスクリーニング検査であるMoCA-Jを地域在住高齢者へ適用する際の特性及び有用性について総合的に検討することを目的とした。地域のMCIスクリーニングにおけるMoCA-Jの限界が示される一方で、MoCA-Jが26点未満の地域高齢者は心身・生活機能において多面的に低下が危惧される一群であることが示された。地域におけるハイリスク群の発見手段としてのMoCA-Jの有効性が示唆される。また、MoCA-Jは従来の検査と比して学習効果が生起しづらいことが示され、地域高齢者の縦断追跡においても有用であると考えられる。
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http://www2.tmig.or.jp/spch/index.html