研究課題/領域番号 |
24790883
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
多田 智 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (70626530)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 神経変性 / 免疫反応 / B細胞 / BAFF / 筋萎縮性側索硬化症(ALS) / 神経保護 / 神経栄養因子 / B細胞刺激因子 / ALS / 神経変性疾患 |
研究概要 |
B細胞刺激因子(BAFF)は、BAFFレセプター(BAFFR)を受容体として作用するB細胞分化/生存に必須のサイトカインであるが、神経細胞にもBAFFRの発現が認められた。BAFFR欠損マウスから作成した培養神経細胞は低栄養条件下での生存率がコントロールと比較して低く、筋萎縮性側索硬化症のモデルマウスであるmSOD1マウスとBAFFRKOマウスを交配させて作成したmSOD1/BAFFRKOマウスはコントロール群と比較して神経変性が増悪していた。神経系におけるBAFFRシグナルは神経保護に働いている可能性があり、BAFFが新たな神経栄養因子としての神経疾患治療に利用可能である可能性が示唆された。
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