研究課題
若手研究(B)
肥満の表現型をする新規NASHモデルを用いた解析により、肝臓への異所性脂肪蓄積やNASHの病態形成に先立って、脂肪組織における炎症・線維化変化が認められることを明らかにした。また、NASHの肝臓に認められるhepatic crown-like structureは病勢を反映する病理組織マーカーであり、炎症・線維化の中心として単純性脂肪肝から肝線維化への進展に重要な役割を果たすと考えられる。肥満脂肪組織とNASHの肝臓において、脂肪の過剰蓄積によって実質細胞に障害が加わり、マクロファージとの相互作用から臓器機能障害に至る共通の分子基盤が存在する可能性が示唆された。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) 図書 (2件) 備考 (7件)
PLoS ONE
巻: 8 号: 12 ページ: e82163-e82163
10.1371/journal.pone.0082163
BIO Clinica
巻: 28 ページ: 45-48
内分泌・糖尿病・代謝内科
巻: 36 ページ: 502-506
実験医学
巻: 30 ページ: 418-422
http://www.tmd.ac.jp/grad/cme/
http://www.tmd.ac.jp/archive-tmdu/kouhou/20131212.pdf
http://www.yamaguchi-u.ac.jp/topics/2013/_3094.html
http://www.tmd.ac.jp/grad/cme/index.html