研究課題
若手研究(B)
肺炎球菌による感染症は我が国の死亡率第3位の「肺炎」の原因であるとともに、小児が多く罹患し重篤な後遺症が残る「細菌性髄膜炎」の原因でもある。肺炎球菌の感染機構に関する研究は、培養免疫細胞の肺炎球菌に対する応答や肺炎球菌変異株を用いたマウス個体への感染実験などが報告されているが、生体内での複数の免疫細胞による複雑な相互作用は明らかにされていなかった。本研究は、すでに構築している生体内の免疫細胞の動的挙動を観察するシステムを利用し、『生きているマウスの肺内部における肺炎球菌感染巣の形成過程および免疫細胞の挙動』を明らかにし、肺炎球菌ワクチンの効果をライブイメージングした。
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PLoS ONE
巻: 8 号: 6 ページ: e65494-e65494
10.1371/journal.pone.0065494