ダウン症候群における肺高血圧症危険因子の探索

• 研究課題/領域番号: 24791092
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 小児科学
• 研究機関: 大阪医科大学
• 研究代表者: 岸 勘太 大阪医科大学, 医学部, 助教 (20408503)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: ダウン症候群 / 肺高血圧 / 肺高血圧症

研究成果の概要

先天性心疾患を伴うダウン症候群児は、潜在的に肺高血圧症を合併するリスクを有する。BMP2シグナルの異常は、肺高血圧症の危険因子である。本研究では、ダウン症候群関連たんぱく質群（DYRK1AとRCAN1）とBMP2との関連を検討した。BMP2シグナルはDYRK1A発現に影響した。この結果から、BMP2シグナルとDYRK1Aは関係している可能性が示唆された。この関係を解明するためにさらなる検討が必要である。

研究成果

• [雑誌論文] Dehydroepiandrosterone Alters Retinol Status and Expression of the β-Carotene 15,15′-Monooxygenase and Lecithin:Retinol Acyltransferase Genes (2016)
  • 著者名/発表者名: Takitani K, Miyazaki H, Koh M, Kishi K, Inoue A, Tamai H.
  • 雑誌名: Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ｎｕｔｒｉｔｉｏｎａｌ Ｓｃｉｅｎｃｅ ａｎｄ Ｖｉｔａｍｉｎｏｌｏｇｙ 巻: 62 号: 1 ページ: 12-18
  • DOI: 10.3177/jnsv.62.12
  • NAID: 130005148613
  • ISSN: 0301-4800, 1881-7742
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Persistent high fever for more than 10 days during acute phase is a risk factor for endothelial dysfunction in children with a history of Kawasaki disease. (2015)
  • 著者名/発表者名: Mori Y, Katayama H, Kishi K, Ozaki N, Shimizu T, Tamai H.
  • 雑誌名: J Cardiol. 巻: pii: S0914-5087(15) 号: 1 ページ: 00265-8
  • DOI: 10.1016/j.jjcc.2015.08.008
  • 査読あり
• [雑誌論文] Altered retinol status and expression of retinol-related proteins in streptozotocin-induced type 1 diabetic model rats (2015)
  • 著者名/発表者名: Takitani K, Inoue K, Koh M, Miyazaki H, Kishi K, Inoue A, Tamai H.
  • 雑誌名: Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ｃｌｉｎｉｃａｌ Ｂｉｏｃｈｅｍｉｓｔｒｙ ａｎｄ Ｎｕｔｒｉｔｉｏｎ 巻: 56 号: 3 ページ: 195-200
  • DOI: 10.3164/jcbn.14-113
  • NAID: 130005068186
  • ISSN: 0912-0009, 1880-5086
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] α-Tocopherol Status and Altered Expression of α-Tocopherol-Related Proteins in Streptozotocin-Induced Type 1 Diabetes in Rat Models (2014)
  • 著者名/発表者名: Takitani K, Inoue K, Koh M, Miyazaki H, Kishi K, Inoue A, Tamai H.
  • 雑誌名: Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ｎｕｔｒｉｔｉｏｎａｌ Ｓｃｉｅｎｃｅ ａｎｄ Ｖｉｔａｍｉｎｏｌｏｇｙ 巻: 60 号: 6 ページ: 380-386
  • DOI: 10.3177/jnsv.60.380
  • NAID: 130005060910
  • ISSN: 0301-4800, 1881-7742
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Retinol Status and Expression of Retinol-Related Proteins in Methionine-Choline Deficient Rats (2014)
  • 著者名/発表者名: Miyazaki H, Takitani K, Koh M, Inoue A, Kishi K, Tamai H.
  • 雑誌名: Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ｎｕｔｒｉｔｉｏｎａｌ Ｓｃｉｅｎｃｅ ａｎｄ Ｖｉｔａｍｉｎｏｌｏｇｙ 巻: 60 号: 2 ページ: 78-85
  • DOI: 10.3177/jnsv.60.78
  • NAID: 130004491369
  • ISSN: 0301-4800, 1881-7742
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [学会発表] 18トリソミー児において根治術により良好な肺循環が獲得され予後が改善される (2015)
  • 著者名/発表者名: 岸 勘太、小田中豊、尾崎智康、片山博視、玉井 浩、根本慎太郎、内山敬達、吉村 健、峰 研治
  • 学会等名: 第51回 日本小児循環器学会総会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2015-07-16
• [学会発表] Unguarded mitral orifice の一例 (2015)
  • 著者名/発表者名: 岸 勘太
  • 学会等名: 第29回 日本小児循環器学会 近畿・中四国地方会
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2015-03-08
• [学会発表] 根治術を施行した18トリソミーにおける肺循環 (2015)
  • 著者名/発表者名: 岸 勘太
  • 学会等名: 第21回 日本小児肺循環研究会
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2015-01-31
• [学会発表] 修復前のファロー四徴症ではNT pro-BNPは左心機能を反映する。 (2014)
  • 著者名/発表者名: 岸 勘太
  • 学会等名: 第50回日本小児循環器学会総会
  • 発表場所: 岡山
  • 年月日: 2014-07-03 – 2014-07-05
• [学会発表] 修復前のファロー四徴症ではNT pro-BNPは左心機能を反映する (2014)
  • 著者名/発表者名: 岸 勘太 尾崎智康 片山博視 玉井 浩 根本 慎太郎 峰 研治 内山敬達 吉村 健
  • 学会等名: 第50回日本小児循環器学会総会
  • 発表場所: 岡山
• [学会発表] Trisomy18に合併した心室中隔欠損症では肺動脈バンディングにより右心室機能が低下する (2013)
  • 著者名/発表者名: 岸 勘太、尾崎智康、片山博視、玉井 浩、小澤英樹、根本慎太郎、内山敬達、吉村 健
  • 学会等名: 第49回日本小児循環器学会総会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] 心手術を施行した先天性心疾患に合併した左室緻密化障害の臨床像 (2012)
  • 著者名/発表者名: 岸 勘太、井上奈緒、尾崎智康、玉井 浩、根本 慎太郎、森 保彦、奥村謙一、内山敬達、吉村 健
  • 学会等名: 第48回日本小児循環器学会総会
  • 発表場所: 京都