研究課題
若手研究(B)
肺スリガラス結節に対して媒体注入下ラジオ波焼灼療法(RFA)の妥当性を検証するために、まず肺内での媒体の挙動について、胸腔鏡下部分肺切除術前の肺小結節に対するリピオドールマーキングで検討した。21G針を穿刺しリピオドール0.2mlを注入すると、周囲への分布はみられたものの、平均8.9mmの結節がえられた。そこで注入量を0.3mlとして、生理食塩水、リピオドール、ヒアルロン酸をそれぞれ同様の手技で豚肺に注入してRFAを行った。ヒアルロン酸群は平均焼灼範囲が最も大きく、周囲への拡散が最も少なかった。以上の結果より、さらなる検討が必要なものの、ヒアルロン酸が最適な媒体である可能性が示唆された。
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