研究課題
若手研究(B)
①ゲノム不安定性(GIN)に起因する腫瘍内不均一性をsurrogate markerにすることにより、ER陽性/HER2陰性乳癌の高リスク症例を層別することが可能であった。また、FFPE標本を用いたアレイCGHの結果を予測する因子として、dsDNA比率が有用であることを発見した。②術前診断が困難な乳腺嚢胞内腫瘍について、針細胞診の手技で採取したDNAをアレイCGHで解析することにより(FNAB-aCGH)、GINによる術前良悪性診断を行う手法を開発した。③PARP阻害薬のOlaparibと相同組み替え阻害作用のあるGimeracilの併用は、GINの高い乳癌細胞株において増殖抑制効果を示した。
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