研究課題
若手研究(B)
我々はアンチエイジング遺伝子klothoの発現が肺癌の予後に関与することを報告してきた(Usuda J et al. Lung Cancer. 2011)。本研究では、その予後に関与するメカニズムとして、抗癌剤感受性に注目をした。In vitroで、klothoを過剰発現させた細胞株に各種抗癌剤感受性試験を行い、docetaxel, paclitaxelでは有意にアポトーシスを誘導するという結果を得た。すなわちklotho遺伝子発現は、タキサン系抗癌剤に対する感受性因子と関連を有し、がん治療における個別化治療に有用と期待される。
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Lung Cancer
巻: 81 号: 2 ページ: 187-193
10.1016/j.lungcan.2013.04.016
http://team.tokyo-med.ac.jp/kokyukigeka/index.html