研究課題/領域番号 |
24791479
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
吉田 康浩 福岡大学, 医学部, 講師 (00624264)
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連携研究者 |
角田 俊之 福岡大学, 医学部, 准教授 (70444817)
鍋島 一樹 福岡大学, 医学部, 教授 (40189189)
白澤 専二 福岡大学, 医学部, 教授 (10253535)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 肺癌 / KRAS / micropapillary pattern / 微小浸潤癌 / 微小浸潤肺癌 / 患者血清サンプル / 腫瘍組織サンプル / 縦隔リンパ節サンプル / 変異KRAS / 末梢分泌型miRNA |
研究成果の概要 |
110手術症例を対象に腫瘍細胞にKRAS変異が見られるかを検討し、7例にKRAS変異を確認。KRAS変異陽性症例と陰性症例の病理学的特性を比較した。micropapillary pattern(MPP)が見られる症例が、KRAS変異陽性症例で多いことが分かった。 MPPがみられる症例は細胞接着が弱く、転移を起こしやすいとされる。KRAS変異がある大腸癌細胞株で細胞接着が弱いことを証明し、肺癌細胞で同様の証明をするため、KRAS変異がある肺癌細胞株から変異KRASを抑制した細胞を作製している。また、変異KRASを抑えた肺癌細胞を用いて、培養液中のmiRNAを採取・解析することを予定している。
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