研究課題/領域番号 |
24791696
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
浅香 亮一 信州大学, 医学部附属病院, 医員 (00623688)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Sirtuin1 / 子宮内膜癌 / シスプラチン耐性 / SIRT1阻害剤 / EX527 / 長寿遺伝子 / 脱アセチル化 / p53 / 増殖能 |
研究概要 |
免疫組織染色結果から、Sirtuin1(以下 SIRT1)は正常子宮内膜よりも子宮内膜癌で有意に高発現し、子宮内膜癌においては、SIRT1 高発現症例は有意に生存期間が短縮していた。子宮内膜癌細胞株においては、SIRT1 は細胞の増殖能を亢進しシスプラチン耐性を増強したが、SIRT1 選択的阻害剤 EX527 はこの作用を効果的に抑制した。ヌードマウスの子宮内膜癌異種移植腫瘍形成においても、SIRT1 過剰発現は腫瘍増大を亢進したがEX527 は有意に腫瘍増大を抑制した。SIRT1 は子宮内膜癌の新たな治療標的となり、その阻害薬 EX527 は新規治療薬候補として有望であることが示唆された。
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