研究課題/領域番号 |
24791702
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
磯部 晶 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60397619)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 骨髄由来細胞 / M2マクロファージ / IL-6 / 腹膜播種 / M2マクロファージ / IL-6 / 卵巣癌腹膜播種 |
研究概要 |
卵巣癌患者の腹水から採取した骨髄由来細胞のうち、CD11b+CD14+細胞は、CD11b陰性細胞、CD11b+CD14-細胞に比して、有意に高いIL-6産生能を示し、卵巣癌細胞株SKOV3ip1の増殖能・浸潤能を有意に促進した。これらの増殖能・浸潤能は抗ヒトIL-6受容体抗体の投与によりほぼ完全に抑制された。FACS解析にて、CD11b+CD14+細胞は約88%がCD68陽性、CD206陽性であり、M2マクロファージであることを確認した。 卵巣癌腹水中に存在するM2マクロファージがIL-6産生を通じて卵巣癌の播種進展を制御していることが示唆された。
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