研究課題/領域番号 |
24791814
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
乾 崇樹 大阪医科大学, 医学部, 講師 (60465614)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 音響性聴覚障害 / 音響負荷モルモット / 細胞内Ca2+濃度 / 内耳組織障害 / 細胞内Ca2+イオン濃度 / 細胞内カルシウムイオン濃度 |
研究成果の概要 |
急性音響性聴覚障害モデル動物において、蝸牛内直流電位(EP)が低下することが知られている。無呼吸負荷や高濃度フロセミドの全身投与によってもEPは低下し、同時に蝸牛内リンパ腔のCa2+濃度([Ca]e)が上昇する。 高Ca2+濃度人工内リンパ液の注入により[Ca]eを上昇させてもEPは変化せず、これにイオノマイシンの内リンパ腔投与を追加するとEPの低下が観察された。よって、EP低下に伴う2次的な事象として[Ca]e上昇が起こり、内リンパ腔を取り巻く細胞の細胞内Ca2+濃度が、EPの維持・産生に重要な役割を果たしていると考えられた。
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