研究課題/領域番号 |
24791816
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
大淵 豊明 産業医科大学, 医学部, 助教 (00412651)
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連携研究者 |
鈴木 秀明 産業医科大学, 医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学, 教授 (20187751)
上田 陽一 産業医科大学, 医学部第一生理学, 教授 (10232745)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 鼻科生理学 / pannexin channel |
研究概要 |
鼻腔粘膜上皮における線毛運動の活動性の一部は、ATPを介した伝達機構により調節される。近年、pannexin-1がATP透過性を有しており、ATP放出に重要な役割を担っていることが明らかとなったが、ヒト鼻腔粘膜におけるpannexin-1発現の有無や、ATP放出機能の有無は調べられていない。 本研究では、ヒト鼻腔粘膜におけるpannexin-1とP2X7の発現を分子レベルで明らかにし、pannexin-1がATP放出に関与している可能性を示した。鼻腔粘膜に発現するpannexin-1は鼻腔粘膜線毛運動をダイナミックに調節しており、鼻副鼻腔疾患に対する治療ターゲット分子となり得る。
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