研究課題
若手研究(B)
エナメル上皮腫の発生および局所侵襲メカニズムを明らかにすることを目的に、遺伝子編集酵素AIDならびに膜貫通型タンパク質erbBの関与を調べた。免疫染色を行ったところ、erbB3、AIDが叢状型エナメル上皮腫において強陽性を示した。erbB遺伝子のメチル化の有無を確認するためにエナメル上皮腫の薄切切片よりDNAを回収し、バイサルフェート処理後にPCRを行ったが、明瞭な結果は得られなかった。ついで歯原性上皮様細胞を作成し、AID強制発現、サイトカイン共培養の実験を行った。その結果、AIDとインターフェロンγによってアメロジェニンおよびアメロブラスチンの発現量が亢進する傾向にあることが示唆された。
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