研究課題/領域番号 |
24791987
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
須藤 遙 日本歯科大学, 生命歯学部, 講師 (20372980)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 染色体不安定性 / タウ / 乳癌 / 微小管切断 / 紡錘体 / 微小管 / 染色体 / がん / 腫瘍生物学 |
研究成果の概要 |
カタニンに類似した蛋白(以下カタニン)とタウに関し、1)カタニン乳癌変異体の過剰発現はRFL6細胞を形質転換した。微小管感受性試験においてタウが、カタニンによる微小管切断を抑制した。2)形質転換と相関し染色体分配異常、微小核形成を検出した。3)正常乳腺細胞にタウは発現し、紡錘体に局在した。4)同細胞で、タウを機能阻害すると、カタニン依存性にa)動原体微小管が減少、b)染色体分配異常、c)微小核形成した。5)同条件で単離した紡錘体は、物理的な強度が低下した。6)同条件で、染色体の微小管結合が阻害された。7)同条件で、染色体異数性が惹起された。従って、タウの染色体安定性への寄与が裏付けられた。
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