研究課題/領域番号 |
24791992
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
中川 靖子 北海道大学, 歯学研究科(研究院), 研究員 (80451392)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | シェーグレン症候群 / B細胞 / Act1 / 唾液腺炎 |
研究概要 |
アダプター分子Act1はBAFFRやCD40と結合し、CD40L-BAFF刺激において抑制的に働きB細胞の過剰な活性化や自己抗体産生を制御していると考えられる。Act1KOマウスはシェーグレン症候群(SS)に類似した病態を示しAct1はSSのB細胞異常活性化に関与する可能性が考えられる。SS患者末梢血B細胞におけるAct1発現とSSの病態生理との関連を検討した。 健常人と比べSS群ではAct1発現が有意に低下、その発現量は血清IgG値と逆相関していた。このAct1発現低下がCD40-BAFFRシグナル経路を抑制、B細胞分化促進や自己抗体産生をもたらし、SSの病態形成に関与する可能性が考えられた。
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