研究課題
若手研究(B)
今回われわれはマウス由来頬部扁平上皮癌sq-1979株を担癌させたC3H:HeNマウスを対象に、腫瘍摘出後の再発転移へのBCGの影響を検討した。播種腫瘍が一定の大きさに達した時点で摘出し、BCG菌株と5-FUの単独、併用投与を週1回、 死亡するまで行い、生存率等、多角的に解析した。局所再発はBCG単独投与群では抑制できず、5-FU群もしくは5-FU/BCG併用投与群において抑制された。また、5-FU/BCG併用群において肺転移が抑制された。さらに、生存率の比較では、非投薬コ ントロール群と比較して、5-FU/BCG併用投与群は有意に生存率の向上を認め、延命に寄与する事が明らかとなった。
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