研究課題
若手研究(B)
今回我々は,IL-13Rα2をターゲットにした分子標的薬であるIL13-PEと温熱療法との併用による相乗効果を期待し研究を行った.ヒト扁平上皮癌細胞株において,加温ありと加温なしの群とでIL-13Rα2の発現レベルの比較検討をRT-PCRを用いて行ったところ加温群において,IL-13Rの発現レベルの上昇を認めた。Cell viabililty assayにおいて,加温群で,非加温群と比較して細胞の抗増殖抑制効果が観察された.細胞を加温した後、IL13-PEを投与し,Protein synthesis assayにて抗腫瘍効果を観察したところ,加温群において濃度依存的に抗腫瘍効果の増加を認めた.
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巻: 11 ページ: 45-45
Immunotherapy
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10.2217/imt.12.28