研究課題
若手研究(B)
本研究では,メカニカルストレスにより活性化される骨芽細胞のJNKおよびp38シグナル伝達経路の機能解析を行った.細胞伸展に伴い誘発される細胞外カルシウムの流入に伴い活性化されるASK1はJNKおよびp38を活性化した.ASK1-JNK経路はTNF受容体ファミリーのひとつFn14の発現を誘導していた.一方,ASK1-p38経路はケモカインのひとつMCP-3の発現を誘導した.Fn14は骨芽細胞のアポトーシスに寄与する一方,MCP-3は前駆破骨細胞の局所遊走を促進した.これらのことから,ASK1-JNK/p38経路は過剰力による骨吸収の機構に関与することが明らかになった.
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