研究課題
若手研究(B)
口腔癌リンパ節転移の迅速診断法としてサイトケラチン19 (CK19) を対象とした OSNA 法の有用性について検討を行ってきた。CK19 を対象とした OSNA 法では、正診率が 95% であったが、低発現症例における偽陰性症例が問題であった。そこで、マイクロアレイを用いて転移マーカーを検索し、ANXA8L2 を同定した。CK19 と ANXA8L2 のマルチマーカーでの転移リンパ節の診断は 100% 可能であった。CK19 と ANXA8L2 を用いた OSNA 法による術中迅速遺伝子診断は口腔癌のリンパ節転移において有用である可能性が示された。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 1件)
Oral Oncology
巻: 48(10) ページ: 958-63