研究課題/領域番号 |
24800054
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
石田 章真 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 助教 (20632607)
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研究期間 (年度) |
2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | リハビリテーション / 脳出血 / 内包 / CI 療法 / 上肢機能 / 皮質内微小刺激法 / 神経可塑性 / CI療法 / 皮質脊髄路 |
研究概要 |
本研究では皮質内微小電気刺激法を用いた皮質マッピング法により、内包出血および麻痺肢集中使用による運動野体部位再現マップの変化を解析した。内包出血後には、前肢支配領域は一旦消失し、一部のラットでは 10 日後に出血前と比べ尾内側部の領域に再出現を認めた。これに対し、麻痺肢集中使用を行ったラットでは、より広い範囲かつ多くのラットで前肢支配領域の再出現を認めた。同群のラットでは前肢機能に関しても有意に改善を認めた。加えてこれらの領域を muscimol で抑制すると、前肢の機能が低下したことから、 同領域が麻痺肢の機能改善に関連していることを見出した。これらの知見は、麻痺肢集中使用法における作用機序の解明において重要なデータであると考える。
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