研究課題/領域番号 |
24830036
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
伊藤 大輔 金沢大学, 保健管理センター, 助教 (20631089)
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連携研究者 |
金 吉晴 国立精神, 神経医療研究センター, 部長 (60225117)
加茂 登志子 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (20186018)
鈴木 伸一 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00326414)
小関 俊祐 愛知教育大学, 教育学部, 講師 (30583174)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 外傷性ストレス / PTSD / 生活支障度 / 否定的認知と活動 / 肯定的認知と活動 / 認知行動理論 / 否定的認知や活動 / トラウマ / 外傷後成長 |
研究概要 |
本研究は,外傷性ストレス体験者の否定的・肯定的な認知と活動の交互作用がPTSD症状や生活適応に及ぼす影響を明らかすることであった。アナログサンプルとPTSDの臨床群を対象とした複数の研究結果から,否定的な認知や活動はPTSD症状を悪化させることが一貫して示された。一方,肯定的な認知や活動については,PTSD症状には影響しないが,生活支障度などの生活適応には影響することが示された。以上の結果から,外傷性ストレス体験者に対してQOLの向上を目的とした支援を行う際に,肯定的認知や活動に対するアプローチの有効性を検討する必要性が示唆された。
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