研究課題/領域番号 |
24830060
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
古賀 聡 九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 准教授 (00631269)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | アルコール依存症 / アクション・メソッド / 心理劇 / 動作法 / 臨床動作法 |
研究概要 |
本研究ではアルコール依存症者に対する新たな治療プログラムの開発を行った。これまでのアルコール依存症治療は、認知行動療法や心理教育が中心であった。しかし、アルコール依存症者には否認性や防衛性の問題があり、心理的な治療の導入が困難であった。そこで、本研究では心理劇や動作法といったアクション・メソッド(行為法)を用いた治療プログラムの開発を行った。心理劇とは即興劇を用いる集団心理療法である。臨床動作法とは身体動作を媒介とした心理療法である。これらの方法を、対象者の特性に応じて適用することで、これまで心理的治療の導入が難しいとされているアルコール依存症の回復に効果的であることが示された。
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