研究課題/領域番号 |
24830093
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
近藤 和貴 早稲田大学, 政治経済学術院, 助教 (70434214)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 政治学 / 政治哲学 / 政治思想史 / 西洋哲学 / 西洋古典学 / ギリシア哲学 / 倫理学 / クセノフォン |
研究概要 |
本研究の目的は、ソクラテスの正義論が彼の生に内在する哲学的生と政治的生との対立を調和する原理であることをクセノフォンの著作の読解によって証明することである。 24年度は『弁明』を読解し、ソクラテスの生に調和困難な二つの様式があることを指摘した。ここでは、彼を都市のモラルの体現者とみる見解を批判し、本編のソクラテスには、都市の価値をラディカルに批判する要素があることを指摘した。25年度は『オイコノミコス』から、彼の教育活動の背後にある正しい生の観念を考察した。その結果、彼は市民との道徳性の違いを認識しながらも、市民と共生し善を与えることを自らの生の原理としていると解釈した。
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