研究課題
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プロフィラグリン(FLG)の分解産物であるフィラグリンモノマーは、表皮バリア機能において重要な分子である。最近、遺伝子変異によりFLGのC末端領域が欠損する蛋白を有するヒトでは、フィラグリンモノマーの産生が著しく低下することが明らかとなった。そこで我々は、C末端領域がFLGのプロセシングに及ぼす影響を検討した。その結果、1)FLGのC末領域の突然変異は、mRNAや蛋白発現に影響しないことを示すデータを得た。従って、C末領域は、FLGのプロセシングに影響を及ぼすと考えられる。さらに、2)質量分析によりFLGのC末領域と相互作用するガレクチン7などの候補分子を同定した。
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