研究課題/領域番号 |
24890146
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
石舟 智恵子 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (80632645)
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研究期間 (年度) |
2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 抗原提示細胞 / 粘膜免疫 / 分化 / Notchシグナル / 小腸 / 粘膜固有層 / 粘膜免疫応答 |
研究概要 |
我々はCD11c陽性細胞に特異的なRbpjの欠損で小腸粘膜固有層のCX_3CR1^+sLPC が消失し、CD11c^<low> sLPC が出現することを見出してきた。本研究によりCX3CR1+sLPCの分化に重要なNotch-RBP-Jシグナルの責任受容体はNotch1と2であり、腸管上皮細胞からのリガンドは必須ではないことが示唆された。また、CD11c<low> sLPCは、内在性Rbpjの欠損により出現し、CX_3CR1^+sLPCと同じCX_3CR1^+単球から分化すること、細胞系列は類似するがCX_3CR1^+sLPCの前駆細胞ではなく、分化が偏向した細胞であると考えられた。これらの結果から、Notch1,2-RBP-JシグナルはCX_3CR1^+sLPCの分化制御を通じて、腸管免疫応答の恒常性維持に寄与していると考えられる。
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