研究課題
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褥瘡は多様な病態を呈するが客観的に判断する材料に乏しい。創傷治癒過程において細胞外マトリックス(ECM)は重要な要因となる。ECMの1つであるファイブロネクチン(FN)に焦点をあて、褥瘡創面の分析を行った。その結果、肉芽組織の状態が良好な場合、FNのN末領域の断片は減少し、創面が乾燥傾向の場合、N末領域の断片の量に変動しない傾向にあることが考えられた。このことは、FNが褥瘡の治癒過程に影響を及ぼしている可能性が考えられた。
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