研究課題/領域番号 |
25241013
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
田辺 信介 愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 教授 (60116952)
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研究分担者 |
岩田 久人 愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 教授 (10271652)
野見山 桂 愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 准教授 (30512686)
国末 達也 愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 教授 (90380287)
磯部 友彦 愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 准教授 (50391066)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
43,160千円 (直接経費: 33,200千円、間接経費: 9,960千円)
2015年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2014年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2013年度: 22,490千円 (直接経費: 17,300千円、間接経費: 5,190千円)
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キーワード | 有機ハロゲン化合物 / 水酸化代謝物 / ペット動物 / 甲状腺ホルモン / 内分泌撹乱化学物質 / 代謝 / 有害化学物質 |
研究成果の概要 |
本研究では、国内のペットのイヌ・ネコ血清中有機ハロゲン化合物を分析するとともに、甲状腺ホルモン(THs)の恒常性へ及ぼす影響について検証した。分析の結果、ペットのネコはイヌよりも有意に有機ハロゲン化合物を高蓄積しており、DecaBDEによる汚染が顕著であった。また、ネコにおいては、複数の有機ハロゲン化合物とTHsの間に有意な負の相関関係が認められ、とくにDecaBDEはT4, T3, FT4, FT3に対して最も強い影響を示した。生体内で甲状腺ホルモン作用を示すのはFT3であることから、恒常的なDecaBDEの曝露により、ペットネコの甲状腺機能は撹乱されていることが示唆された。
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