研究課題/領域番号 |
25280048
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報セキュリティ
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研究機関 | 東京大学 (2017) 九州大学 (2013-2016) |
研究代表者 |
高木 剛 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (60404802)
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研究分担者 |
安田 貴徳 岡山理科大学, 工学部, 准教授 (00464602)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
14,950千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 3,450千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 暗号・認証等 / 公開鍵暗号 / ペアリング暗号 / 離散対数問題 / 大規模計算 / 対規模計算 |
研究成果の概要 |
ペアリング暗号は、従来の公開鍵暗号では実現が困難であった暗号プロトコルを構成できるため、クラウドコンピューティング時代に適した暗号として研究開発が活発に行われている。本研究課題では、ペアリング暗号の安全性の根拠となる拡大体上の離散体問題の困難性の考察を行なった。特に、拡大体上の離散対数問題の高速解法となる数対篩法exTNFSに対して、固定した鍵長に関する計算量の考察を行ない、ペアリング暗号で用いられる楕円曲線のパラメータの安全性を評価した。また、ペアリングを利用した暗号プロトコルの研究も進め、鍵漏洩に耐性のある階層的IDベース暗号、鍵の失効が可能なIDベース署名付き暗号などを考察した。
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