研究課題/領域番号 |
25280052
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
認知科学
|
研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 |
研究代表者 |
児玉 亨 公益財団法人東京都医学総合研究所, 認知症・高次脳機能研究分野, 副参事研究員 (20195746)
|
研究分担者 |
田中 進 関西医科大学, 医学部, 講師 (30399472)
渡辺 正孝 公益財団法人東京都医学総合研究所, 認知症・高次脳機能研究分野, シニア研究員 (50092383)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2013年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
|
キーワード | デフォルト活動 / ドーパミン / グルタミン酸 / 局所脳波活動 / 前頭前野 / 安静時脳活動 / 局所脳波 / デフォルトモード / 前頭葉 / 霊長類 |
研究成果の概要 |
認知情報処理にはデフォルト活動と認知制御活動との間の円滑な相転移が要求される。本研究では高次脳機能を統括している前頭前野を中心に後部帯状回、楔前部、頭頂連合野後半部、中側頭回などにおける局所脳波と神経伝達物質の測定を行い各脳部位間の情報の流れとその制御に関わる神経伝達物質機構を調べた。認知制御部位間では課題遂行時に局所脳波の因果関係が上昇する一方、デフォルトネットワーク部位では相関が減少していることが示され、注意集中時と比べてドーパミン放出の増加とそれに伴うグルタミン酸減少が起こることがデフォルトネットワーク部位における回路制御に関わることが示唆された。
|