研究課題/領域番号 |
25282014
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
栃原 裕 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 名誉教授 (50095907)
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研究分担者 |
樗木 晶子 九州大学, 医学研究院, 教授 (60216497)
高崎 裕治 秋田大学, 教育文化学部, 教授 (40117297)
橋口 暢子 九州大学, 医学研究院, 准教授 (80264167)
大中 忠勝 福岡女子大学, 人間環境学研究科, 教授 (20112716)
梅崎 園美 帝京大学, 福岡医療技術学部, 助教 (70568261)
井上 馨 北海道大学, 保健科学研究院, 教授 (80133718)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 入浴死 / 高齢者 / 湯温 / 生理指標 / 循環動態 / 入浴 / 家庭内事故 / 居住温熱環境 / 安全 / 血圧 / 温冷感 / ガイドライン |
研究成果の概要 |
冬季における高齢者入浴死の予防指針を以下のように提案する。 ・脱衣室・浴室を暖めておく:脱衣室・浴室の室温は20℃以上とする。・熱い湯に長時間浸からない:湯温38℃程度の半身浴が望ましい。そのためにも、脱衣室・浴室を暖める必要がある。・湯船から急に立ち上がらない:起立性低血圧および水圧の解除により、急激な血圧低下が生じ失神に繋がりやすい。・飲酒後の入浴はしない:高温浴は血圧の低下をもたらすが、飲酒は更なる血圧低下を伴う。・家族に声をかけてから入浴する:浴槽内での溺死を防ぐには、家族によるこまめな声かけが必要。 年齢、浴室温、入浴回数や形態がどの程度のリスクファクターとなるかは、今後の課題である。
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